不妊治療って本当に大変です。
治療のために注射やら薬やらたくさんしなくちゃいけないし…
検査も多いし、痛かったりするし…
そんな痛い思いをしてやった通水検査や子宮卵管造影検査のあとは、ゴールデン期間って呼ばれているって知ってましたか?
この記事では、通水検査や子宮卵管造影検査、妊娠率が高くなるゴールデン期間について紹介しています。
通水検査ってどんなことするの?痛みはある!?
通水検査とは、生理食塩水を子宮の入り口に注入し、子宮内の状態や卵管の通過性をチェックする検査方法。超音波(エコー)を用いてポリープや粘膜下筋腫の有無を調べることができる。
通水検査は、簡単で痛みも少なく、短時間で実施することができます。
生理が終わった2〜3日の低温期に行う検査です。
私の通院した病院では、通水検査は診察の時内診台で行われ、時間も5〜10分くらいとあっという間でした。
子宮卵管造影検査をした時激痛だったので、多少の痛みは覚悟していましたが、私は通水検査で痛みはあまり感じませんでしたよ。
子宮卵管造影検査ってどんな検査?痛みは!?
子宮卵管造影検査とは、レントゲン室でモニターを見ながら造影剤を注入し、子宮内腔の状態と卵管の通過性を調べる検査方法。卵管の通過性や卵管周囲の癒着等の推測、子宮内の形状などを調べることができる。
子宮卵管造影検査は、不妊治療を始めたら最初にやっておいた方が良い不妊検査の1つです。
私も不妊治療を始めて、不妊検査の時にすぐ子宮卵管造影検査をやりました。
通水検査ではわからない子宮内腔異常の評価も可能なので、検査精度はこちらの方が高くなっています。
検査はレントゲン室で行われますが、検査自体の時間はこちらも5〜10分くらいで終了。
子宮卵管造影検査は通水検査と異なり、注入するのが造影剤と粘度が高いため、痛みを感じる人も多いです。
卵管が詰まっていると痛いとは聞いていましたが、実際私は左の卵管が詰まっていたので激痛で気分が悪くなりました。
検査のあとはゴールデン期間!なぜ妊娠率アップ?
ゴールデン期間とは、通水検査や卵管造影検査の後の妊娠しやすい期間のこと
では、なぜ通水検査や卵管造影検査のあとは妊娠しやすいんでしょうか。
通水検査や子宮卵管造影検査を行うと、卵管が拡張されるため、卵管の繊毛を刺激し軽度の癒着が改善出来る事があったり、卵管の通過性が良くなったりします。
卵管の通りが良くなるので、検査の後1〜6ヶ月くらいは妊娠率が上がるというデータが出ており、その期間のことを「ゴールデン期間」と言われています。
実際ゴールデン期間中に妊娠
私は4回妊娠(うち2回流産)して、3回は通水検査と子宮卵管造影検査の後のゴールデン期間中に妊娠しています。
1度目は、不妊治療を始めて受けた子宮卵管造影検査の後、タイミング療法を行なっているときに妊娠しました。
あとの2回は、いずれも通水検査を受けたあと、体外受精での移植の時に妊娠しています。
もちろん100%妊娠するわけではないですが、ゴールデン期間って呼ばれてるだけあって妊娠率は上がっているんだなと思いました。
通水検査のあとはゴールデン期間 まとめ
通水検査や子宮卵管造影検査のあと、妊娠しやすくなるゴールデン期間についてのまとめです。
- 通水検査や子宮卵管造影検査のあとは、卵管の通過性が良くなるため妊娠率がアップ
- ゴールデン期間は1〜6ヶ月くらい
通水検査や子宮卵管造影検査をしたからといって、もちろん100%妊娠するわけではありません。
けれど、不妊治療をしていると少しでも妊娠率が上がってくれる期間があるだけでも嬉しいですよね。
不妊治療で悩んでいる方、不妊治療を頑張っている方の少しでもお役にたてればと思っています。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
転勤族妻チッチ(@tenzoku_tsuma)でした。