私は不妊治療で子供を2人授かることができました。
妊活で悩んでいる方の中には、不妊治療ってどんなことをするのか不安で病院へ行けない方も多いと思います。
この記事では、私が経験した不妊治療でタイミング療法をスタートするまでに行った不妊検査の流れを紹介しています。
これから妊活をする人や現在妊活している人、不妊治療ってどんなことするのかなぁと思っている人の参考になればいいなと思っています。
不妊治療の検査を受けることを決意
夫の転勤を機に結婚し、私は勤めていた会社を退職して夫の転勤先について行きました。
結婚したのが遅かったのもあり、すぐに妊活スタート。
半年しても子供を授かることができなかったので、不妊治療もしている産婦人科で一度検査をすることを決意。
転勤先が田舎なので、私の住んでいる市には不妊専門病院はおろか産婦人科もなく(ガビーン)隣の市まで行かなければいけませんでした。
なので、隣の市にある不妊治療もしている産婦人科へ。
一般不妊検査の流れ
私が通った産婦人科で、まずは不妊検査から。
私(と夫)が行った検査をご紹介します。
- 血液検査
- 子宮卵管造影（HSG）
- 精液検査(これは夫の検査)
- 基礎体温をつける
血液検査
脳下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンを調べる血液検査です。
卵子の成長・排卵に関与する卵胞刺激ホルモン（FSH）や黄体化ホルモン（LH）、母乳分泌や排卵に関与するプロラクチン（PRL）を調べます。
これは、卵巣がちゃんと機能しているかを調べるための血液検査です。
子宮卵管造影検査（HSG）
これは、卵管がちゃんと通じているか、子宮内腔に生まれつきの異常や筋腫・ポリープなどができて変形していないかを調べる造影検査です。
子宮内に造影剤を注入して卵管の通過性を確認します。
卵管が詰まっていないと痛くないそうなんですが、私は左の卵管が詰まっていたため痛みで気分が悪くなってしまいました。
精液検査
精液検査は、私ではなくて夫の検査です。
と言っても、精液検査をする朝に容器に精子を入れてもらうだけですが。
今でも、不妊の原因は女性側にあると思われがちですが、不妊症の半数は男性側に原因があります。
精液検査をしないで不妊治療を続けても、精子に異常があった場合、女性のみ治療を行っても成果が出ないことも。
なので、必ず男性に精液検査を受けてもらうことをおすすめします。
基礎体温をつける
女性は、月経周期によって低温期と高温期があります。
基礎体温をつけることによって排卵が正しく行われているかどうか、おおまかな排卵日の推定や妊娠したかどうかなどがわかります。
私の場合、初めて受診した日に基礎体温をつけるよう指示がありましたが、それ以降一度も基礎体温のことについて聞かれることがありませんでした…笑
私が受診していた病院は、あまり基礎体温を重視していなかったようですが(他の患者さんはわかりません)、病院によっては受診の度に基礎体温表を提出します。
なので、基礎体温は不妊治療を始める前から測って記録しておいた方がいいですよ！
自分でなんとなく排卵日の予測もできますし、何より病院側が月経周期を把握しやすいからです。
- 毎朝できるだけ同じ時間に測定
- 目覚めたら体を動かさず床の中で寝たまま検温
- 検温後は基礎体温表などに記録
※もし測り忘れたりしても途中でやめず、気にせず測り続けましょう！
一般不妊治療でタイミング療法スタート
上記の検査を終えて、卵管の左が詰まっていましたが、タイミング療法からスタートすることに。
タイミング療法とは、超音波検査で卵胞の大きさを測定し、排卵日を予測する方法です。それに合わせてタイミング(夫婦生活)をとります。
タイミング療法をより良くするために、ホルモン検査やhCG注射を併用することも。
私の場合は、hCG注射を併用してタイミング療法を行っていました。
タイミング療法で妊娠
実は、タイミング療法を2〜3回行った時に妊娠することができました。
超音波検査で左からの排卵だとわかったため、先生からは「妊娠はしにくいけどタイミングするならしてみたら？」とのことだったので、ダメ元でタイミングをとりました。
するとまさかの妊娠！
先生も「？？？」って感じでしたが、尿検査で妊娠が確定。
ですが、赤ちゃんは大きくならず妊娠を継続することはできませんでした。
妊婦さんの約15％に流産は起こること
流産は決して珍しいことではありません。
流産とは、妊娠22週未満に妊娠が終わってしまうことで、自然流産の発生頻度は約15％です。
妊娠12週未満の流産を早期流産と言って、胎児側の原因（染色体の異常）による流産が多いと言われています。
また、妊娠したすべての女性の40%が流産しているという報告もあります。
私は、流産が確定してからなかなか赤ちゃんが流れず、結局手術することになってしまいました。
不妊治療でタイミング療法になるまでの検査の流れ まとめ
一般不妊治療でタイミング療法をスタートするまでの検査の流れをまとめました。
私が行った不妊検査の流れは
- 血液検査
- 子宮卵管造影（HSG）
- 精液検査(これは夫の検査)
- 基礎体温をつける
- タイミング療法
ですが、人によって検査内容は変わります。もっと多いかもしれないし、私より少ない場合もあります。
これからの妊活や不妊治療の参考に少しでも役立ててもらえたら嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
転勤族妻チッチ(@tenzoku_tsuma)でした。
